奈良田温泉「女帝の湯」-南アルプス南部のぬるすべ日帰り湯

奈良田温泉の日帰り入浴施設「女帝の湯」に行ってきました。

南アルプスの最深部にある隠れ里。古くは孝謙天皇が入浴に来たとの伝承があります。

南アルプス界隈では、一押しの温泉の一つです。

施設の説明

日帰り温泉「女帝の湯」。奈良田で数少ない食事ができる店でもあります。

古民家風の施設で、郷土料理のほうとうを食べて、温泉も入れる良さ。登山帰りならさらにアピール度高し。

温泉に入らなくても、いるだけでとってもほっこりする居心地なのです。実家に帰ってきたようなといいますか・・・なぜなんでしょうね?

名水の地でもあるので、ぜひ湧き水も飲んでいただきたいところ。

入浴の感想

斜面にある浴場ですが、露天風呂はなし。

食堂のある母屋の脇から湯小屋へ移動。

<内湯>

総木製の湯舟は、手触りもよく気持ちよし。十分な広さがあります。

無色透明の湯は、湯の存在を感じさせないほどにリラックスできる感じ。

完全源泉かけ流しなので、鮮度は抜群。湯疲れもしないので、のんびり入っていられます。湧出量がかなり少ないので、無理して浴槽を増やさずに鮮度命で提供してくださる姿勢には頭が下がります。

すぐそばにある白根館の湯とは、マイルドさと湯の存在を感じさせない湯あたりの良さという奈良田らしい傾向は近いながら湯の印象は結構違います。白根館のほうがさらにやわらか。

周辺について

奈良田周辺は、ホッサマグナ糸魚川―静岡構造線が通っているせいか、西山温泉など名湯が点在しています。交通の便がよいとは言えませんが、温泉巡りにはおすすめの場所です。

西山温泉では、早川の河原にホッサマグナが露出している場所もあります。

温泉施設名 奈良田温泉「女帝の湯」
住所 山梨県南巨摩郡早川町奈良田486
TEL 0556-48-2552
日帰利用時間 10:00-17:00
日帰料金 700円
定休日 水曜日(祝日の場合は翌日)
泉質 ナトリウム―塩化物・炭酸水素塩泉
(低張性アルカリ性高温泉)
公共交通機関

JR身延駅駅よりバス。終点奈良田下車、徒歩5分。
※バス本数が極めて少ない

北岳登山口の広河原からもバスあり。

周辺地図 googlemap
公式サイト https://www.hayakawa-zaidan.net

訪問日:2019年8月

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