クロスバイク輪行で行く奥秩父縦走(前編:大弛峠まで)

クロスバイクで、塩山から大弛峠に行ってきました。

車で登れる日本で最も標高の高い峠としても有名ですが、ほぼ全工程が急こう配という登りごたえのある道としてもサイクリストに有名です。

大弛峠からは、ダート区間で有名な川上牧丘林道と中津川林道を経て秩父で終了。

リジットフォークでも走破できるかも試してみたかった点ですが、一部走行不能な箇所があったくらいでほぼ乗車可能でした。

大弛峠の東西にそびえる国師岳、前国師岳、北奥千丈岳、金峰山登山も併せて行っています。

本ページは、複数構成です

クロスバイク輪行で行く奥秩父縦走(前編:大弛峠まで)

クロスバイク輪行で行く奥秩父縦走(後編:三峯口まで)作成中

今回のルートまとめ

走行距離116km、獲得標高3318mという超級ルート。

・JR塩山駅から大弛峠へ
・夢の庭園、国師岳、前国師岳、北奥千丈岳、金峰山ピストン登山
・川上牧丘林道のダート区間を経て川上村へ
・川上村から三国峠へ
・三国峠から中津川林道ダート区間を経て秩父鉄道三峰口駅へ

このルートは冬季通行止めであり、災害により長期にわたり通行止めになることが多いので、実際に行くときは交通情報を確認してください。
獲得標高が高いうえ、川上牧丘林道と中津川林道を合わせてダート林道区間が30km以上あるので、距離の割に所要時間がかかります。

大弛峠までは急こう配はずっと続き、前半は日陰がなくひたすら直線という精神的にも体力的にもキツイルートです。
後半はダート区間が長く、うまく足腰でバランスを取って衝撃を受け流さないと後半体に堪える区間になっています。

水・食料ともに補給できる店が限られているので、峠まで持つ分は駅周辺でそろえ、大弛峠小屋で峠から下りるまでの補給。川上村のヤマザキショップで終着駅までの補給が一番安全だと思います。

塩山から川上牧丘林道(塩山側)を経て大弛峠へ

始発列車でJR塩山駅へ。
北口で輪行装備を解除してスタート。
駅前は広くメイン側の出口ではないので準備をしていても他の方の邪魔になりません。

今日は夏で朝一番でも30度以上あるという炎天下。
駅から下りて開口一発、さあ帰ろうかと言っている自転車乗りがいたのが印象的でした。

北口駅前には豪壮な古民家「旧高野家住宅 甘草屋敷」。見学できます。

路地にはお蔵作りの郵便局がありました。

心頭滅却火もまた涼しと言い残した快川国師で知られる恵林寺も近隣にあります。

乙女湖 琴川ダムへの分岐から急こう配スタート

牧丘トンネルを過ぎたら次の室伏トンネルに入る前の分岐で乙女湖の琴側ダム湖へ。分岐地点に琴川ダムの青看板あり。
このルートが一番わかりやすいと思います。

分岐路までは案内板が少なく、ルートが合っているのか不安になります。
他の方のブログでも迷っていることが多いようです。

分岐路に入ってすぐ、十字路に合流した付近の事業所のところに自動販売機があります。
この後は琴川ダムまで当分の間補給できないので、ダブルボトル化必須です。

分岐路からはいきなり急登の始まり。
10%クラスのひたすらまっすぐ坂が続くうえ、日陰一つありません。
ダム湖までは勾配がひたすらきつくなっていくので、ペースの上げすぎに注意。

夏場はかなりの消耗を強いられます。
道路わきの側溝の水は綺麗でとても冷たいので、強制冷却にぴったり。

林間に入ると勾配は変わらないものの日差しがない分かなり楽になります。

ダム名物、築堤直前の急こう配。

琴川ダムが最後の水分補給地点

琴川ダム湖のそばの旧校前にある自動販売機が最終補給地点。
1台しかなく、故障していたら大弛峠まで山清水を除いて水分補給不能に陥るので、ここはあればラッキーくらいに使ったほうが無難だと思います。

林道区間前半も傾斜が強い

ダム湖畔こそ勾配が緩いですが、すぐに元に戻ってしまいます。

集落を過ぎるとまた林間地帯。

川沿いなので涼しいです。

林道区間中盤は貴重な平坦

未改良の林道区間に来ると、つかの間ではありますがほぼ平坦になり足を休められます。

登り途中は最終地点を除き展望は開けませんが、巨木があったり見どころはあります。

途中には、水場あり。幅の広いひときわ大きなカーブ付近の大木のそばに「水場」の看板があります。
道中、合計2か所の水場がありますが、看板があるのはこの場所だけ。

林道区間終盤はヘアピンカーブで一気に標高を稼ぎフィニッシュ

展望が開け始め、ヘアピンカーブが連続してくるといよいよ最終区間。
一気に標高を稼いでいきます。勾配も一番きつい区間でもあります。

稜線が見えてくると、いよいよ終わりが見えてきます。
このルートは稜線が見えても延々先が続くわけではなく割とすぐに到着できるので、ここまで来た人なら精神的には楽です。

山岳地ゆえ、道路を作るスペースは本当にぎりぎり。真下を眺めると通り過ぎてきたカーブが良く見えます。
複数メンバーで来ていればよい撮影スポットになるのでは?

大弛峠到着

標高2360mを誇る大弛峠に到着。

大弛峠自体は残念ながら眺望がありません。
立地上、霧も溜まりやすいようで、到着まで晴れていてもここだけガスっていることもあります。

すぐそばに大弛峠小屋があるので、食事や飲料の補給が可能です。
公衆トイレもあります。

峠から徒歩20分の夢の庭園が展望よくおすすめ

夢の庭園までは、階段続きではあるものの道は悪くありません。
MTB用のSPDシューズでも特に問題ありません。ロード用だと厳しそうですが、行っている人もいるようです。

峠が霧に包まれていても、夢の庭園まで登れば霧の上に出られるケースもあるので、諦めずにチャレンジがおすすめ。

さらにプラス1時間あれば国師岳と前国師岳、北千丈ケ岳も行けます

夢の庭園のすぐ先で稜線に出られ、こちらも道は悪くありません。
時間が合って、さらなる展望がご希望ならぜひ行ってみてください。富士山はこちらのほうがバッチリ見えます。

金峰山とも眺望がまた違うので、両方行っても満足できます。

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