だんじりを間近に見られる夜は穴場「岸和田だんじり祭り」

岸和田だんじり祭といえば昼間のだんじりの疾走が有名ですが、夜の祭りも穴場でおすすめです。

岸和田市の公式サイトの案内では22:00までとある祭りですが、実際には終電間際でもやっています。仕事の後でも十分寄ることができるし、人混みも少な目なので、山車のすぐ際で楽しめますよ!

駅前の協賛提灯も数が多いだけに、見事なものですね。

関東の秩父夜祭の山車と比べると、重心が後ろにありそうな構造。

度胸一番?山車の先頭。全面の提灯群がゆらゆら揺れる非常に不安定な場所。

けっこう人が乗っていますね・・・

あまり見られないだんじりの足回りの彫刻。金網があるのが残念ですが、彫の深さと描写の細かさは見事!前景と背景で奥行のある造りは強度も加味したものなのでしょうか。

みんなで綱を引っ張るのは、山車らしい光景ですね。昼間とはうって変わり、夜はまったり進みます。

屋台が立ち並ぶ大通りから、小路へと進むだんじり。ご町内はくまなく回っていきます。

とても狭い路地も、そのまま進む。城下町由来のクランク状の場所は、調子合わせの合図とともに方向転換。関東の秩父夜祭の山車と一見似た外見ながら、足回りは結構違います。竿で台車を方向転換しないで済む分、小回りは岸和田の方が上か?意外に近代的な造りです。

歴史的市街とだんじりの組み合わせは、とてもお似合いです。

ここまで来ると、駅からだいぶ離れてしまいますが、まだまだ山車は進みます。

山車小屋が見えてくると、皆で歓声とともにラストスパートのダッシュ!昼間も走り回っているはずですが元気なものですね。もう23:00ですよ。残念ながら大阪市内への終電が近いので、ここで退散。最終地点は、各町のだんじり小屋のようなので、今年はこの町のだんじりについていこうとか、決めて回るのも面白いかも。「よいお年を」という地元の人たちの帰り際の挨拶が印象的なお祭りでした。

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