奥多摩「三条の湯」雲取山の登山道にある山小屋の極上湯

三条の湯

奥多摩の雲取山登山ルートの一つ「三条の湯ルート」にある山小屋「三条の湯」に行ってきました。

林道の往復は長いが、たどり着いた先のお湯は絶品。薪で温められたまろやかな湯、硫黄の臭いがしつつ湯に含まれる炭酸でアワアワになる極上の湯、浴室から見える山並み。名水が飲み放題と奥多摩屈指の名湯といっていいでしょう。

施設の説明

国道から分岐して林道を進むこと約11km、標高1100mほどにある山小屋です。

温泉の起源は古く、約200年前に猟師が鹿がいで湯でキズを癒すようにしている様子を見つけたことに始まります。その後、近所の人たちに利用されつづけてきました。

三条の湯

場所はかなり不便。もよりバス停から入る林道は国道から3.5kmで車両通行止めになるため、車で来ても往復16km歩く必要があります。

三条の湯

林道終点からは、れっきとした登山ルートですが、山小屋までは傾斜も緩く特に危険な場所もありません。林道途中の渓流に降りるわき道もありなかなか楽しい。

温泉利用だけならハードルが高いですが、雲取山登山の途中で行くなら丁度中間地点。水分補給とトイレもあるので、

平日や冬など利用客が少ない日はお風呂の準備をしていないことがあるため、事前連絡が必要です。

入浴の感想

浴室

三条の湯

内湯のみ。大浴場と小浴場があります。大浴場といっても民宿クラスの小さいもの。湯は沢に直接流されるためシャンプーの利用は禁止されています。

脱衣所や浴室の雰囲気は、田舎の共同浴場のそれですね。

三条の湯

浴槽からは周辺の森が眺められます。鳥のさえずりや木々のざわめきを聞きながらのんびりできる浴場。これがまた素晴らしい。

1mを超える長さ分厚い木の風呂板をどかすとタイル張りの立派な湯船の登場。これがかなり重いのです。

お湯は本当に素晴らしい。熱々の湯はとろみがあり、はっきりとした硫黄臭あり。薪で温めたお湯特有のまろやかさ。これだけ熱いのに、入っているとすぐに体中泡だらけになる炭酸成分の多さ。

源泉は約10度と川の水よりも冷たいくらい。これを薪で温めています。

湧出量が少なく循環システムを採用しています。普段はため湯で、新湯は蛇口から投入。鮮度は利用客の数次第。ただ、ここの循環は実質加熱のためにしか使っていないではないでしょうか。

完全循環だと炭酸は抜けてしまうのですが、炭酸の多さから判断する限り源泉掛け流しに近いと思われます。

三条の湯
住所 山梨県北都留郡丹波山村2079
TEL 0428-88-0616
日帰利用時間 平日・土曜:12:00-20:30
日曜・祝日:10:00-20:30
日帰料金 600円
定休日 年中無休 平日や冬季はお湯を沸かしていない場合があるので要連絡
泉質 単純硫黄冷鉱泉(低張性―アルカリ性―冷鉱泉)
公共交通機関 バス停:お祭下車、後山林道を徒歩3時間。または同バス鴨沢西行きで38分、終点下車、後山林道を徒歩3時間20分

最寄りはお祭バス停だが、1.4kmほど奥多摩よりの西鴨沢バス停の方が本数が多い(周辺にトイレ、自動販売機なし)

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公式サイト https://www.taba-kan.co.jp/sanjou/index/index.html

訪問日:2018年6月

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