和歌山 花山温泉「花山温泉旅館」-関西最苦の湯は伊達じゃない

花山温泉旅館は、和歌山駅に程近い花山にある一軒宿です。

周囲は郊外の住宅地という雰囲気で、背後はなだらかな花山の丘陵が広がります。

名物の赤湯は、関西一まずい飲泉と評判の一品。まったく人にはおすすめできない激烈な味。怖いもの見たさの人はぜひ。温泉成分で千枚田状態状態になった浴槽も見事です。

施設の説明

日帰りに力を入れており、営業時間の長さ、入りやすさともに共同浴場。

源泉掛け流しの浴槽は、温・冷、露天、サウナ、泡風呂とスーパー銭湯並みの設備があります。

良心的な価格の食事場所もあり、入浴回数無制限。1日いられる旅館の日帰りというのも珍しいですね。

入浴の感想

非加熱源泉浴槽がすばらしい。27度と温度が低いものの、加熱浴槽がそばにあるので、それほどきつくありません。
温冷交互に入るとよいとの掲示があるが、確かにこの入り方が一番気持ちいいですね。

<内浴場 非加熱浴槽>

細やかなパウダー状の黄土色の湯の花が舞う。
30度くらいと低温だが、強い塩分のせいか不思議と寒くはない。
湯はとろみを帯びていて、じつに上質。
とてもリラックスできる。

<内浴場 加熱浴槽>

細やかな湯の花は姿を消し、黄土色一色に染まった湯。
44度くらいの湯で刺激が強い。

非加熱との湯感の違いが面白い。
非加熱で冷えた体をあたためにはいいが、簡単にのぼせそう。
浴槽入り口に段差があるが、当然見えないので注意が必要。

<露天風呂>

内湯の浴槽の階段から入る。
花山の丘陵の裾野にあるので、山の斜面を眺めながらの入浴となる。

露天そのものは2人入ればいっぱいだが、開放感はある。
寒かったせいか、あまり出る人はいなかった。

(写真は、公式サイトより)

飲泉の感想

味は強烈なえぐみがありそれに塩気と強烈な個性がある。
まずさは人づてに聞いていましたが、これは予想以上。

一口含んだだけでうがいしても口に残り続ける・・・
体験中のまずさNo1を更新しました。

効能は鉄分豊富な温泉らしく、貧血だそうです。

温泉施設名 花山温泉旅館
住所 和歌山県和歌山市鳴神574
TEL 073-471-3277
日帰利用時間 10:00~23:00
日帰料金 通常時間 1,000
17:00より  700
定休日 水曜
泉質 含二酸化炭素・鉄・カルシウム・マグネシウム・塩化物・炭酸水素塩泉
公共交通機関 [バス]和歌山バス
JR阪和線 和歌山駅より秋月停留所下車
徒歩5分
[電車]
わかやま電鉄 貴志川線
日前宮駅下車、徒歩10分


電車もバス通りに平行して走っているので、下車後の説明は共通。
バス通りを、和歌山駅とは反対方向にひたすら直進する。
途中、大通りを渡ると、急に路地のような狭い道に変わる。
なお直進すると、旅館前の通りに合流(T字路)する。
合流点が目的地。
電車利用時の注意点
JR和歌山駅から乗るが、乗り場案内や時刻表は駅前には一切ない。
切符はJRの自動販売機で買える。
JR和歌山駅の改札を通り、和歌山電鉄のホームに移動する必要がある。
あらかじめ知っていないとたどり着けないだろう。
日前宮駅は、駅前を示す看板がバス通りにはない。
日前宮前コンビニの横の路地を入ってすぐのところにある。
路地の先に自転車駐輪場あり。

日前宮駅前のコンビニ

周辺地図 googlemap
公式サイト http://www.hanayamaonsen.com/

訪問日 2006年12月

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。