栗駒 須川温泉「須川温泉旅館」-源泉そのままの山のいで湯

紅葉で有名な栗駒山の稜線近く、標高781mの栗駒峠にある須川温泉を訪れました。

周辺は湯川で、噴気が上がり川も硫黄で白く濁っています。
山から湧き出した湯をそのまま注ぎ込んだ豪快な露天風呂が楽しめます。
早朝時間帯も営業しているので、栗駒山頂でご来光を見た後での立ち寄りも可能です。

施設の説明

露天風呂と内湯で別料金制。露天風呂は、須川温泉旅館とは独立した建物になっています。

晩秋だと朝は気温がマイナスになるので、移動するだけでも寒い。
営業時間が早いため、朝一番で栗駒山に上った後で一風呂浴びることができます。

入浴の感想

<露天風呂>

周囲が源泉の湯川に囲まれているせいか、周辺気温が0度でも脱衣所も露天風呂もまったく寒くありません。

野趣あふれる野天風呂は、寒い時期では湯気でまったく浴場が見えないほど。
脱衣所を出たとたん、手の先すら見えないので、勢いよく歩くと湯舟に転落します。
いったいどこが浴槽の縁なんだ・・・当然隣の人も見えません。声をかけながら手探りで移動する状態で、すでにアトラクションと化しています。

洗い場はないので、体を洗うなら内湯になるでしょうが、日帰り入浴では別料金になっています。

すぐ上部にある天然の湧き出し口からそのまま流れてきたままという究極の源泉かけ流し。
乳白色の強酸性泉ながら、体にこたえる様子もありません。これは意外。
湯の透明度も低く、手を伸ばすだけで先が見えなくなります。

露天風呂は十分に広く、周囲の山の風景が借景となってとても良い雰囲気です。

体に根が張ったように出たくなくなりますよ。これは最高の湯ですね!

露天風呂上部の源泉地帯

滔々と湯が流れ続ける湯川。これがそのまま露天風呂に流れ込みます。
生まれたままの湯にそのまま浸かる贅沢よ。

登山を続けるとかなり上流の沢でも硫黄の香りがすることから、すぐ上にある火口跡周辺のあちらこちらから湧いているのでしょうね。

温泉施設名 須川温泉 須川温泉旅館
住所 岩手県一関市 厳美町祭畤山国有林内46林班ト
TEL  0191-23-9337
日帰利用時間 大浴場(内風呂) 9時~16時
大露天風呂(大日湯) 6時~21時
日帰料金 大浴場(内風呂) 600円
大露天風呂(大日湯)600円
定休日 冬季休業
泉質 含硫黄・鉄(Ⅱ)ーアルミニウムー硫酸塩・塩化物泉
公共交通機関 一ノ関駅~須川温泉(岩手県交通)
須川温泉下車徒歩0分
周辺地図 googlemap
公式サイト http://www.sukawaonsen.jp/

訪問日:2016年6月

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