トルコの街角食堂の味「渋谷ケバブカフェ」

 東京渋谷のお値打ちトルコ料理店「ケバブカフェ」をご紹介します。小さな店ながら、トルコの街角食堂ロカンタの味そのままの料理で大満足。トルコ料理は日本人に受ける味付けだと思うので、もっと広がってほしいところ。最近昼時は満員であぶれるお客さんも増えてきました。

ランチメニュー

定番メニューと日替わりの2構成。お弁当もあります。冷めると味が落ちやすいので、ぜひ店で食べてほしいところ。

この店の特徴は前菜のメゼが充実していることだが、昼は混んでいるので夜に注文したほうが無難。夜でもお値打ち値段だし、メニューはさらに増えます。

 

店内

縦いっぱいでおしまいという小さな店舗。奥には4人掛けテーブル席があります。イズニックタイルやトルコ各地の観光地の写真が飾られています。結構在住トルコ人のお客さんも多くて、異国情緒あふれる雰囲気がありますね。周囲は小さな印象店が多いのですが、ランチタイムには店前に看板が出ています。

 

さっそく食べてみよう

チキンケバブ

エッキメッキと呼ばれるトルコのパンは、一枚一枚出す前に焼いた逸品。卵の白身とゴマをつけたモチモチパン。エッキメッキ=パンの総称なので、実際には別の名前があるはず。

スパイスの効いたチキンは、肉汁たっぷりだが辛くはない。サラダとバターで炒めたピラウがつく。ピーマンもトルコでは頻繁に出される食材。

 

トマトと豆のスープ

見た目通りスパイシーだが、これもあっさり風味。総じてトルコのスープはあっさりしているので、あっという間に平らげられてしまう。複雑なスパイスの味はインドや中国とはまったくベクトルが異なる。見た目と味は必ずしも一致しない。これがトルコ料理の醍醐味の一つ。

イスケンデル・ケバブ

ヨーグルトと薄切りの羊肉のケバブ。底に千切ったパンを敷き詰めてある。ドネルケバブだけがケバブじゃない。少々癖のある逸品だが、酸味が効いたケバブは暑い時期にも向いている。下味の効いたピラウもおいしい。

ジャガイモのスープ

クリーミーなポテトのスープ。ポタージュ風だがスパイスの一味が他国と違うおいしさ。

 

ドネルケバブ

焼きたてパンで包んだドネルケバブ。ピタパンで挟む店が多い中、こちらは厚手の焼きたてのパン。具だくさんでボリューム満点。現地ではフランス風のパンで包んでいることも多いがこのタイプも多い。ピタパンは見たことがない。

豆のスープ

トルコではスープのことをチョルバスと呼んでいます。スープの種類が豊富でとてもおいしい。スパイスがしっかり効いていながらあっさりした味付けは日本人好みだと思います。豆のスープだけでも数えきれないほど種類があるので、スープの名前は当てられませんでした。 

 

直後のチャイ

インドのチャイとも異なる、ちょっと濃厚な味の紅茶。この薄手のガラス小瓶でいただくのがトルコ風です。

 

お店の紹介

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