登山一週間前から当日の天気を調べるTips集

山行計画のときに、当日の天気を予想できるサイトをご紹介します。

せっかく登山を計画したのに、直前に台風が来たりと残念なことがよくあります。山に行く前に事前に情報が分からないものか・・・
私自身で使うために集めた情報ですが、せっかくなので公開したいと思います。なぜか、まとまって紹介しているところはないようですので。実際に使えた情報だけを載せていますが、当方気象には素人のため、あくまで参考でお願いします。

1.台風進路の早期チェックは、Joint Typhoon

Joint Typhoon Warning Center (JTWC)
http://www.usno.navy.mil/JTWC/

気象庁の情報では、3日間程度の台風の進路については発表されていますが、計画を立てる段階で予定日付近に台風が来そうか調べるには、直前すぎるのが難点。より早い段階からの進路図や5日分までの進路を知りたいときは、米海軍の提供する気象情報Joint Typhoonがおすすめです。このサイトの俊逸なところは、以下の点。

1)熱帯低気圧が発生した時点からの進路を掲載

マリアナ周辺や、フィリピンなどごく早い段階から情報提供が始まります。私の経験則だと、マリアナ発生の台風は日本に来るまで約2週間、フィリピンだと1週間程度が多いようです。台風への成長予測も書かれていて、LowからMiddle、Highの順に変わります。

2)気象庁よりも長い日数での予測進路

予想日数は5日間です。日本に近づいてからの精度は気象庁より劣ることが多いので、使い分けましょう。逆に、気象庁と予測が同じかどうかで、進路判断が難しい状況であるのか想像することができるかも。

2.気象庁の北半球の気象衛星図で、台風の卵を発見

気象衛星「北半球」
http://www.jma.go.jp/jp/gms/index.html?area=5&element=0

Joint Typhoonで熱帯低気圧の発表がある前に、当たりをつけるのに 使います。

慣れてくると、熱帯低気圧の卵を見分けられるようになります。マリアナ周辺などで、白く凝縮された大きな雲があれば、熱帯低気圧になる可能性あり。最初はかたまりなだけですが、やがて渦を巻き始めます。

3.直前は、登山天気予報で確認

日本気象教会 登山天気予報
http://season.tenki.jp/season/mountain/

現地の気温や風速を確認するのに使います。山頂の高度での数値予測のため、山特有の状況まで反映し切れていないことに注意しましょう。

4.登山天気予報だけでなく、天気図や周辺の天気予報も確認

天気は自然物なので予測とは異なることもしばしば。周辺の天気予報もふまえておくことで、客観的な天候への対策が取れるようにしましょう。

例)登山前の予報よりも前線の南下が早く天気が悪くなった。
今後も南下する予報だったから、当分雨が降る可能性がある。

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