瀬戸内海の島めぐり 「家島諸島 坊勢島」

この島は面白いよと勧められての島渡り。
姫路からすぐに行けるロケーションもうれしい。
素朴な島の生活風景と新鮮な魚料理に期待!

坊勢汽船の高速船

姫路港ターミナルビルは、小豆島行きフェリーでも使われるので待合室もしっかりしている。
朝一番の便でもターミナルビルで売店が開いているのが嬉しい。

港から坊勢島行きの小型船に乗り込み。漁業で有名な場所だけに、釣り道具の客が多い。
後部デッキにいるとスピード感満点。
ちょっと飛ばしすぎじゃない?燃料費高騰のご時世に大丈夫かと、つい余計な心配をしてしまいますね。
先に出航した小豆島行きのフェリーも楽々追い越し。

諸島ならではの光景が近づいてくる

家島諸島付近は小さな島がいっぱい。ほとんどが無人島です。
なぜこの場所に集中しているのか不思議でなりません。
小豆島から姫路行きフェリーに乗るとこの付近を横断しますが、島の数には驚かされます。

まもなく、坊勢島に到着。
貨物船が島の間にたくさん停泊している姿は、家島ならでは光景です。

>>到着直前の風景を、動画で再生

港にある海の守り神 弁財天

漁師島らしく弁財天がお出迎えです。

到着からハプニング発生

今回は到着から問題発生。なんと全島停電です。
水を買おうにも使えない自動販売機が虚しい・・・
店に行けばもちろん買えますが、まず場所探しからです。

午前4時から停電しているというから、住んでいる方の苦労が忍ばれます。
電力会社の人は、島中の電線を張替えとばかり、大車輪で替えまくっていました。

結局この日は12時近くまで復旧しませんでした。
これは魚料理はお預けかな。

漁船がとっても多い、そして綺麗

気を取り直して、観光です。
ちょうど島に帰ってきているのか、停泊している漁船の数が本当に多い。
舳先の木製の飾りが綺麗です。おしゃれポイントなのか、様々な彫刻が施されています。
整備が行き届いているらしく、素人目にも綺麗な船体です。

収入に余裕があるためなのか、新築の家の割合が多いのが印象的。
離島というと渋い家という勝手な印象がありましたが、真新しい家が多いのは印象深いです。
子供も多いし、若い家族連れも目立ちます。

唯一人口が増えている離島と話題になったことがある坊勢島ですが、統計では減少が始まっています。

島の反対側の周回道路

基本的に平地の少ない島なので、周遊道路は海際です。
瀬戸内海の他の島々と同じく、堤防はとても低いですね。

島の北半分は豊かな自然が残る

集落のある南半分と比べ、北半分は自然そのもの。
みかん畑の脇を通り、散策路を海岸まで降りてみると、そこには見事な一枚岩の海岸が。
目の前の岬を超えると、到着時の港だとは思えません。

北側尾根道の散策路からの1枚

住所

兵庫県姫路市家島町坊勢

交通機関

JR姫路駅から市バスで終点姫路港下車。
坊勢汽船 姫路港より坊勢島行き。
家島と坊勢島に行く船は違うので、乗り間違えに注意。

坊勢汽船 運行ダイヤ(姫路市ホームページ)
http://www.city.himeji.lg.jp/s20/3251001/_16957/_16963/_16966.html

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