星山温泉 稲龍神山スポーツランド-神奈川随一の激渋名湯

星山温泉は、湘南リゾートの葉山の間近にありながら、ありえないほどのディープな個人経営の温泉です。

まさに、ベストオブ三浦半島の秘湯。建物のわびさび具合から廃墟系なんていう人もいますね。正式名は「稲龍神山スポーツランド」ですが、星山温泉として紹介しているサイトが多いので、当サイトでもそのように紹介します。

2016/3/29に閉店になりました。神奈川を代表するユニークな湯だっただけに残念でなりません。

施設の紹介

三浦半島の湘南国際村側の谷底にある施設です。B級感漂う施設で、葉山の目と鼻の先にこんなディープな場所があるとかと、まったく驚かされますね。

ここの難点は道が非常に分かりにくいこと。まず一見ではたどり着けません。実際、多くの人がここを目指して挫折しているようです。途中、現地問わず看板はありません。地元でも存在を知らない人が多いです。

道順は、文末の「行き方ガイド」にまとめましたので、参考になさってください。

かつてあった休憩室。今は大雪で屋根がつぶれてしまいました。周囲の杉林はひいおじいさんが受けたものだそうですが、手入れもお一人でされているそうで、現状維持だけでも大変な手間がかかっています。

かつてはアスレチックがあったという林も、今は自然に戻って野鳥の声が響き渡るのみ。

入浴の感想

浴室は貸切の1つのみ。薪で温めています。かつてはガス釜の浴室もありましたが、今は薪式のみ。お風呂に入っている間、所有者のおじさんが付きっきりで調整してくれます。これは贅沢すぎますねぇ。

中は以外に広く、控えの着替えの間と浴室に分かれます。葉山の海と鎌倉駅の絵は自作でしょうか?ジワジワ来ますね。

家庭用のステンレス浴槽に蛇口から源泉を流し込みます。薪のためか、温まり方にむらがありますが、それがまた一興。とても熱いので源泉を大量に足して適温にしてしまいます。そのため源泉投入量が多く、掛け流し状態です。

湯は若干黄色がかった透明で強烈なヌルヌル感があります。手をしばらく浸けているだけでリンスをつけたあとのようなヌルヌルになるのは驚きです。これだけのヌルヌルはほとんどお目にかかったことがありません。湯面には、温泉成分が白い膜状に固まったものがたくさん浮いています。源泉を入れるほど膜が増えていくのがおもしろいですね。

秘湯や共同湯が好きな人におすすめの湯です。

星山温泉への道順紹介

非常に分かりにくいところにある星山温泉。土地勘がなければたどり着くのは難しいです。大通りからのルート情報をまとめました。以下のルート情報は2005/5時点の情報です。

道がわかりにくいと言われる星山温泉「稲龍神山スポーツランド」。広い道から行こうとすると、「水源地入口」の信号からが一番便利だと思います。水源地入口は葉山の海岸から湘南国際村に行く途中にあります。水源地までの地図は、下のルートラボでも確認できます。

→星山温泉周辺までの地図(ルートラボ地図へ移動)

解説付きルートマップ

水源地入り口からの途中の分岐路は、下の地図と説明を見てください。民家直前の急坂は、車高が低い車だと底をするかもしれません。

星山温泉地図

1.水源地入り口信号(右折地点)
水源地入り口バス停のすぐ側に、水源地入り口という看板のある信号があります。葉山側からみて右手に曲がります。右折直後は急なカーブで、葉山方面に戻るように道が続きます。

2.お地蔵さん(左折地点)
老人ホーム「百鴎」の下を通り過ぎ、500mくらい先に小さな十字路が出てきます。十字路の目印は、十字路の角にある大木とその下のお地蔵さん。左折し急坂を上がっていきます。曲がってすぐに「魚のハクセイ館」が見えれば正解。ここで曲がらずに穴守稲荷からも行けるのですが、道が狭いので車ではおすすめしません。

3.十字路(右折地点)
途中から人家が切れ、周囲は畑になります。道を登りきると十字路に行き当たります。十字路の目印はウメの古木。十字路の左手にあります。十字路を右折します。ここを間違って直進するとすぐに行き止まりになるので、間違ったと分かるはずです。


葉山町指定天然記念物 ウメの古木

4.庚申塔(左折地点)
3から100m弱で 左手に分岐が現れます。左折して、急な坂道を下っていきます。目印は分岐路にある庚申塔。左折側の道は急な下り坂。


庚申塔 木製の案内棒にも庚申塔の記述あり

5.民家(左折地点)
急坂を下りきったところ左手に民家があります。写真に写っている民家の砂利道に入ります。


この後はカーブの続くダート。約200mほどで到着。到着地に駐車場もあります。車高の低い車では立ち入らないことをおすすめします。

温泉施設名 いなりゅうかみやま
稲龍神山スポーツランド
住所 神奈川県葉山町下山口230
TEL 0468-78-8377「本日は営業いたしております」というメッセージが流れたときは営業している。
待っていても誰もでないので注意。
日帰利用時間 10:00-16:00(受付15:00まで)
日帰料金 500円
定休日 水曜日
泉質 単純アルカリ冷鉱泉(と思われる)
公共交通機関 [京浜急行バス]
逗16 逗子駅~湘南国際村JR逗子駅→水源地入り口 下車。
徒歩20分
周辺地図 googlemap
公式サイト なし

訪問日:2015年5月

“星山温泉 稲龍神山スポーツランド-神奈川随一の激渋名湯” への7件の返信

  1. えいりあん

    今日始めて行きましたが、すごいところにありました。もともとご両親がアスレチックを経営されていたところというのもうなずけます。(*^^*)諸先輩方の口コミで様子は分かっていたつもりでしたが、やはり少し迷いました。うちの前輪駆動の車でギリギリ。雨だったら四駆じゃないときついかもしれませんね。しかし、オーナーは気さくですし、泉質はすごいです。神奈川っぽくないんですよ。
    チャンスのある方は是非訪ねてみてほしいです!

    返信
    • yuan 投稿作成者

      あの独特の雰囲気は訪れてこそ感じられる場所だと思います。まさに「秘湯」ですね。
      もともとあの辺りは水気が多いので、雨の時は沼地のようになります。
      ぜひまた楽しんできてください。

      返信
  2. レオン

    本日行ってきました。はじめは箱根の温泉にと思い検索してました。すると…星山温泉?どこ?って感じでした。
    迷いもなく現地へ。いや〜 まさに秘湯って感じ(笑)浴槽はステンレスの一般の浴槽。(個人的にはこれが石等でだったら言うことないです。)まきでたくので温度は自分の好きな温度で。硫黄の匂いが程よくいいです。またお肌もすべすべならぬぬるぬるに(笑)
    また行きたくなる温泉の一つです。是非行く機会があったら行ってください。

    返信
    • yuan 投稿作成者

      無事にたどりつけてなりよりです。
      星山温泉は地元の方も知らない「隠れ湯」なのです。ちょっと蚊の多いところではありますが、暑い時期もいいですよ。

      返信
  3. gene machine

    こちらのHPの詳しい地図のお陰で迷うことなく行き着く事ができました。
    ありがとうございました。

    民家~温泉までの道は今月の豪雨の為、荒れておりました。
    更に今年2月の雪で休憩所の屋根が落ち、別棟も雪による倒木で屋根が潰れていました。
    「それでも温泉はウチの親父の勘で掘り当てた大切なものだから、のんびり営業していくよ!」とご主人がおっしゃっていました。

    本当に良い温泉だと思います。素敵です。

    ※営業時間が10:00~17:00に変わったそうです。

    返信
    • yuan 投稿作成者

      無事楽しめたようでなによりです。この温泉は地元の人に聞いても分からないのが難しくしていると思いますね。
      今年の雪は鎌倉でも影響が大きかったですが、ついに休憩所は持ちませんでしたか。だいぶ古かったですからね。またぜひお越しください。

      返信
  4. yuan 投稿作成者

    2016/3/29で閉店予定との情報が入ってきました。

    このような温泉場が今後できることはないでしょうから、また貴重な湯が失われることに。行くなら今のうちです。

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。