昼行列車で行くインド・ムンバイからアウランガバードの旅 (Jalna Jan Shatabdi Express)

インドのムンバイ(Mumbai)からエローラ・アジャンタの最寄り駅アウランガバード(Aurangabad)に昼間のうちに移動するなら、ジャン・シャタブディ・エクスプレスが便利です。

Dadar 14:00発、Aurangabad 20:10着。ムンバイ始発なので遅れる可能性が低いのも選択したポイント。

夜行列車もありますが、昼行のほうが体力は楽。特にムンバイ入国の翌日が移動日の場合はおすすめ

ジャン・シャターブディーは、通常のシャタブディと異なり食事を省くことで運賃を安く抑えた昼行特急です。

同ルートでは、夕方発早朝着の夜行列車も存在します。しかし、ムンバイに深夜入国して翌日夜行列車というのも体力に響きますし、弾丸旅行では列車が遅れるとエローラなどの観光時間が短くなってしまうので、今回はパスしました。エローラは全部の石窟を見るとかなり体力を使うため、この選択は正解だったと思っています。

出発駅はダダー駅、CST駅から移動するなら乗り違え注意

宿の多いムンバイ南端部のコラバ地区から行くには、チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス(略称CST。旧ビクトリア・ターミナス駅)からダダー駅(Dadar)へローカル列車で移動するのが便利です。

注意点として、セントラルラインを使用してください。ウェスタンラインだと、途中で分岐するためダダー駅に行きません。もし乗り間違えたら、CST駅に戻るかWadala Road駅からタクシーやオートリクシャーを使って移動しましょう。Wadala Road・Dadar間は、渋滞がなければ15分かかりません。

ダダー駅7番ホームから出発

いつもこのホームから出発するかどうかはわかりませんが、インド鉄道のファンサイトindiarailinfo.comでは7番と記載されています。実際に利用した時も7番でした。

主に東部方面へ向かう列車が使うホームだそうです。

西口から入ってすぐのホームが6番線

ダダー駅は、1~6番線までは通常の平行ホームですが、7・8番線ホームだけ分かれています。

写真の6番線の先にある鉄柵ゲートをくぐるか、西口のメインエントランスから入らず、直接右側にある7・8番線用の入り口から入るとホームにたどり着けます。

モバイル対応の進むインドの鉄道駅

駅のホームの柱や列車内にあるおびたたしいコンセントは隔世の感。かなりの数があるとはいえ、利用者も多いので争奪戦です。C型コンセントは抜けやすいので、充電したと思ったらできていないことも。

主要駅なら、無料Wifi(SMSでの登録が必須)があります。SMS登録までしなくてもWIFIシグナルが立てばGPSの位置情報までは取れるので、Wifi派の方はこれで十分かもしれません。

Jalna Jan Shatabdi Expressに乗車

昼行なので、沿線途中も風景も堪能できます。ミネラルウォーターやチャイ、スナック類の車内販売があるので、買い忘れたときでも安心。椅子には、飛行機のようにテーブルもあるので、食事も困りません。

冷房もばっちり効いてますが、冷えすぎるので上着は必要と思います。インドは大荷物を抱えて移動している人が多いですが、この列車ではほとんど満席ながら荷物は置けました。

アウランガバード到着

アウランガバードはこの路線でも主要駅なので、かなりの人が下車します。降りそびれる心配はあまりないと思います。

エアコン車。乗ったのはこの車両。

2等列車。価格の安い大衆向けの席。

アウランガバード駅の周辺情報

駅前数分の範囲で安宿が集まっているので、夜でも楽にたどり着けます。人通りも多く、危ない雰囲気は感じられませんでした。

レストランもたくさんあります。夜・早朝ともに駅前に屋台が並びますので、時間がない方でも食事なしという目にあうことはないでしょう。

ただし、駅前の信号が止まっている上、照明が乏しいので道路の横断には注意が必要です。

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