韮山温泉 共同浴場「市営韮山温泉館」に行っていました。
この施設の良さは韮山駅から数分という立地。1kmほど先にある長岡温泉は狩野川西岸が中心部ですが、ここなら周辺地を観光した後で途中下車でひと風呂浴びられるというわけです。
基本的に地元の方用の施設ですが観光客も利用でき、泉質も折り紙付き。
施設の説明
駅から至便な立地の当施設ですが、案内板などは一切ありません。さすが地元用。
南条区民ホールのすぐ奥にある公民館風の建物になります。初見ではたどり着けないかも。夜だとさらに困難。スマホナビ推奨です。
入り口にあるのが入浴券の自動販売機。うれしいことに観光客料金などはなく一律となっています。受付で券を渡して浴室へ。
ロビーには長椅子もありました。また、脱衣所は広く、同温泉地の南共同浴場と比べても遜色ない広さです。夕方に伺ったときは地元の方が５人くらい入っていました。
寒い時期だと後から湯冷めしてしまいますが、この施設ならあとは列車に飛び乗るだけなので楽ちんです。
入浴の感想
タイル張りの浴室の奥に湯船が１つ。典型的な共同浴場の作りです。近年整備されたのか、中はピカピカ。建物の大きさの割にカランの数が多いのが、需要を物語っていますね。
タオルや石鹸などは現地購入はできないので、事前に用意する必要があります。ただし、コンビニが近くにありますから調達は容易です。
＜内湯＞
韮山温泉は温度の高さも特徴の一つ。
こちらは観光客用に薄めるなんてことはしていないので、えらく熱いです。しかし、郷に従えの精神でそのまま入らせていただきました。
成分表だと塩分は入っていないはずですが、ちょっとした切り傷でもしみるには参りました。
無色透明の湯はキュッと体が締まる熱さで、新鮮そのもの。もちろん、源泉掛け流しです。
観光客が多い他の共同浴場よりも利用者は少ないはずなので、その点も有利かと。
源泉は施設の近くにある「伊豆の国市営第1号泉 韮山17号」とのことなので長岡温泉とは異なります。
お湯から受ける印象は非常に長岡温泉に近いです。ちょっと体に堪えるのも一緒で、温泉の力強さを感じられる良湯です。ちょっと寒くなった時期に体をしっかり温めて帰るには最高ですね。
| しえいにらやまおんせんかん 市営韮山温泉館 |
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|---|---|
| 住所 | 静岡県伊豆の国市南條1603-1 |
| TEL | 055-949-6099 |
| 日帰利用時間 | 16時から20時（3月～10月） 15時から20時（11月～2月） |
| 日帰料金 | 260円 |
| 定休日 | 水曜日 |
| 泉質 | アルカリ性単純温泉(低帳性・アルカリ性・高温泉) |
| 公共交通機関 | 伊豆長岡駅下車徒歩5分 |
| 周辺地図 |  |
| 公式サイト | http://www.city.izunokuni.shizuoka.jp/kankou/kanko/onsen/shisetsu/index.html |
訪問日：2018年4月
